師範になるには、筆記及び実地試験があった。筆記は、それほどむつかしいものではないのだが、普段使っている言葉がその時に限りとっさには出てこず、やはり年を感じざるを得なかった。
実地は、半切1/2の用紙16枚を描く大変なもの。基本の四君子各1枚、花鳥画各種、大型動物、日本中國ヨーロッパの風景画、特殊技法を使った絵、など計16枚を日を違えて描くものであった。
ぶどう
お手本として色紙の描いた。
前2枚のブドウの絵は、描き方のお手本として描いたものであるが、ここでは色紙という小さい空間であるがリアルに近い色の作り方、構成の仕方など含めて総合的に学びます。
安達嵐松
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