生徒募集ページから予約を取り、申し込みに行った。
入門許可に試験を言われ、目の前で四君子の一つを半紙大に描くよう言われた。
以後、入門者に試験を課している姿を見ないので、私はよほど生意気だったのかもしれない。
入門後も厳しさは変わらず、四君子を1年間みっちり練習した。
ただし、その間もその後も自宅では教程にある課題を始め、公募展への作品創りを同時に進めた。それらを余さず師に批評を仰ぎ指導を受けた。公募展での作品寸法は20号あるいは半切が主なもので、必ず出展までには20~30枚描いていた。
今から考えるとまだまだ馬力があった。師範免許を取得を目指していたので、師の指導も緩められることもなかった。(2年で講師の免許を与えるとうたっている教室もあるが、水墨画はそんな生易しいものではないと思う)
師の教室は100人以上の在籍者が常にいる教室であるが、当時たった2人しか師範免許をもらったものはいないほど厳しいものであった。
ぶどう
葡萄の別バージョンである。
これも生徒さんのお手本用に描いたもの。
膠を使って表情を豊かにしている。
私の教室では、一人一人にその時に必要とし、生徒さんのレベルに合わせたお手本を目の前で描きます。
安達嵐松
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